秘密結社と「グランド・ブダペスト・ホテル」

小さい頃から秘密結社に憧れていた。
いや、正確に言うと、秘密結社的な振る舞いが好きだった。

幼稚園の時は雨が降ったときだけ作る「傘の基地」遊びにハマっていたし、
空き地の「秘密基地」づくりは小学生になっても続けていた。
高校生のときにはサイモン・シンの「暗号解読」にドキドキして、
大学では「フリーメイソン」の授業をとってみて黒魔術にかけられた(=爆睡した)。

これはなんでだろう?・・・って考えると、
人目に隠れてこっそり変なことをするっていう背徳感だけじゃなくて、
やっぱりそれがなにかしら「正義」のために行われているってところがグッとくるんだと思う。
正々堂々と桃太郎的に戦うのではなく、
わけのわからんやり方で、わけのわからんうちに正義を打ち立てる。
その極めてアンチヒーロー的で、辺境的な佇まいがなんかイイ。

 

 

ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル

この映画でいちばんテンションが上がったのは、
ホテルのコンシェルジュたちがグスタヴを救うべく、
隠されたネットワークを発動して助けるシーンだ。

あの「緊急発動」な感じがちょーテンション上がる。
いつもはただのホテルコンシェルジュ
というか、非常時だって周りにはそうとは気付かせないまま、
「ちょっと代わってくれ」と言い残してこっそりと段取りを整え、仲間を助ける。

あの対応のスピード感。
プログラムされている感。
一朝一夕で築くことはできない、歴史と人脈によるネットワークが、
一瞬にしてその本領を発揮するあの感じ。
ああグッとくる〜。

映画「るろうに剣心」の御庭番衆を思い出した。
あれも、いいよね!

それにしても、Mr. ウェス・アンダーソン
あんたはほんとすごいよ。
シュテファン・ツヴァイクの作品にインスパイアされたといいつつ、
おそらくほとんどオリジナルになっているんだろうな。
アートディレクションへのこだわりも尋常でない。

2017年の皮切りとして、とてもよい映画に出会えました。

Blogをつづけたい!

もう何回も挫折したBlogを、またはじめます!

自分の中の考えの整理と、

こんな自分でも少しくらいは

世の中にシェアしたら喜ばれることがあるんじゃないかと思って

Bloggerになります。

 

やるぜ!